新型コロナ禍で海外転職は目指せる?【準備期間として活用しよう】

新型コロナ 海外転職

「新型コロナが流行ってるこのご時世で、海外転職活動をどう進めればいいんだろうか。」

そんな疑問をお持ちではないでしょうか。

海外転職を目指しているけれど、渡航もままらない現状で、どうすればいいかと悩んでしまいますよね。

この記事では新型コロナで各国・都市がロックダウンなどの政策をしている中、海外転職活動でできることをお伝えしていきます。

結論から申し上げると、新型コロナのワクチンが開発され落ち着くまでは、準備期間と捉えて情報収集をしておくのがおすすめです。

ただ新型コロナで海外転職に向けて一切の行動をやめてしまった方と、この記事を読んで準備された方とでは後で大きな差が生まれてしまいます。

今後の海外転職を見据えてできることを全てお伝えしていきますので、ぜひ読んでみてくださいね。

準備期間と捉えて入念な情報収集をしよう

スケジュール

今は準備期間と捉えて、欧米各国の経済活動が再開された後を見据えて準備しておくのがおすすめです。

2020年6月現在では入国しても14日間の隔離、もしくは入国自体ができない国があります。

6月現時点ではほぼ全ての国入国後の14日間の待機が必要、もしくは入国ができない

残念ながら2020年6月の時点では、ほとんど全ての国で入国が禁止されているか、入国できたとしても14日間の待機が必要となっています。

主要な国としては、アメリカ、イギリス、ニュージーランド、ドイツ、シンガポール、スペインでは14日間の待機が必要です。

カナダ、オーストラリア、台湾では依然として入国が禁止されています。

またベトナムのように入国する全ての者に対し、検査を実施する国も。

海外企業に就職できたとしても、現在は渡航が難しい状態です。

各国の入国制限情報については、外務省のサイトで公開されています。

外務省 海外安全ホームページ

各国の失業率と転職市場の状況について

転職市場では、どこの国でも全体的に採用数が減っています。

日本国内でも転職市場が売り手市場から一気に買い手市場へと変わりました。

各国の転職市場の状況について、6月現在の状況をお伝えします。

残念ながら新型コロナウィルスの影響で、失業率が深刻化している国もあります。

各国の完全失業率は、以下のグラフのように3月以降微増している国が多いです。

新型コロナウィルスで大規模なロックダウンを実施したアメリカでは、顕著に失業率が増加しています。

各国 完全失業率 折れ線グラフ
出典:労働政策研究・研修機構「新型コロナが雇用・就業・失業に与える影響」:完全失業率(月次、季節調整済)

失業率の伸びはアメリカが凄まじいですが、その他の国ではまだアメリカほどの影響は出ていないようです。

ただまだ影響が出てのが集計し切れていない可能性もあり、今後の動向を注視した方がいいでしょう。

今後不況で採用を控える企業が増えるのは否めない

転職エージェント

上記の通り、新型コロナによる外出規制によって、多くの企業が影響を受けています。

自国の雇用を守るため、外国人向け就労ビザを制限する動きも出てくるでしょう。

アメリカは既に失業保険の申請件数が2,000万件に上るとされ、当面の間は自国民の雇用を守るのに必死になると思われます。$^{ *1 }$

特に単純労働者や観光業、飲食業の人が多く含まれていると思いますが、このような職種への転職は極めて厳しいと言わざるを得ません。

今まで好景気だったのが、新型コロナウィルスによる外出制限の影響で、不景気に変わっていくという見方が強まっています。

※1出典:労働政策研究・研修機構「新型コロナが雇用・就業・失業に与える影響」

新型コロナウィルスの第2波、第3波が来て再び各国がロックダウンする可能性もあり

新型コロナウィルスの第2波、第3波が来ることも懸念されています。

1918〜1920年に流行したスペイン風邪では第2波、第3波がやってきました。

2020年6月時点では、爆発的な感染は一旦落ち着き始め、ロックダウンを解除し始めた国・地域もあります。

ただ新型コロナウィルスの第2波、第3波が来た時に再びロックダウンする可能性もあるでしょう。

新型コロナウィルスのワクチンが開発され、世界的流行が落ち着くまでは入国制限が出てしまうことは念頭に置いておきましょう。

準備期間で特に注意して見ておきたい3つの情報

海外転職 ビザ

海外転職を目指す上でなかなか困難な時期になっていますが、準備期間の間にしておくといいことをお伝えしていきます。

働きたい国の移民政策の情報を定期的にチェックしておこう

外国人が働けるかどうかは、ひとえにビザ制度に左右されます。

気になる国のビザ制度を定期的にチェックしていくことをおすすめします。

特にチェックしておきたいのが、就労ビザ、永住権ビザ、ワーキングホリデービザ。

その他国によっては留学して卒業すると与えられる特別な就労許可証もあります。

働けるビザと永住権のビザについて、気になる国のビザ情報は欠かさずチェックしておくといいでしょう。

もちろん日本の企業に転職し、「駐在」という形で海外で働く分には会社がビザの申請などを負担してくれるため、現地企業に就職するよりかは気にしなくてもよくなります。

ただ企業も各国のビザ制度に沿って申請を行います。

どちらにせよその国のビザ制度に左右されるため、転職する場合はビザ情報も含めて海外駐在が本当に可能かどうか確認しておく方が無難です。

長期的視点で考えよう

各国の経済や移民政策によって、すぐに働きたい国で働くことが難しくなることもあるでしょう。

もしかすると憧れの国で働くのは一旦据え置いて、まずはビザが取りやすい別の国で下積み期間を積みつつチャンスを伺う方がいいかもしれません。

あるいは日本企業で力をつけつつ、行きたい国の労働市場が回復するのを待つという道もあるでしょう。

海外転職において、特に現地や欧米企業への転職であるならスキルと語学力は必須。

チャンスが来た時にすぐに動けるように、自分のスキル、実績、語学力を高めておき、長期的視野で準備していくことをおすすめします。

例え不景気になって転職市場が冷え込んだとしても、歴史上永遠に不景気が続いたことはありません。

景気・雇用が回復する日は必ずやってきます。

また雇用情勢が悪くなることで、もちろん転職しづらくはなりますが、海外転職が絶対に不可能になるというわけでもありません。

転職市場の動向に一喜一憂せず、今自分ができることをやっていきましょう。

海外転職の成功率を高めたいのであれば、今後伸びる業種に注目しよう

海外転職を成功させるために、業種を変えて転職することも検討されてる方は、ぜひ今後伸びる業種にも目を向けてみてください。

WORLD FINANCEによりますと、

  • 人工知能(AI)
  • IoT
  • 再生可能エネルギー関連
  • サイバーセキュリティ
  • バイオテクノロジー
  • VR(バーチャルリアリティー)

以上の分野は今後成長する分野と紹介されています。

新型コロナウィルス後も、テクノロジーの進化が止まるわけではないので、引き続き成長していく分野でしょう。

逆に新型コロナウィルスの影響で大きく伸びている分野もあります。

ロンドン発のメディアサイトであるLoveMONEY.comによると、以下の産業の景気がよくなると紹介されています。

  • オンラインミーティングサービス(Zoom、Google Hangouts、Skypeなど)
  • サイバーセキュリティ(セキュリティ企業、ネットワーク関連機器製造業など)
  • Eラーニングサービス(Duolingoなど大人向けのサービスも含む)
  • オンラインフィットネス
  • ゲーム産業
  • 動画配信サービス(Netflix、Amazon Prime、Disney+など)
  • 映画産業
  • ホームデリバリー産業(Uber Eatsなど)
  • 小売業
  • 化粧品業界(オンラインでの売上が増加)
  • 弁護士・行政書士などリーガルサービス
  • 製薬業界
  • 消費財メーカー(除菌・洗剤・マスクを製造しているメーカー)
  • 医療品メーカー
  • リモート医療サービス
  • エコフレンドリーなテクノロジー(電気自動車産業など)
  • アトラクション業界(海外に行けない変わりに近場の遊園地などに行く人が増えるため)

引用:LoveMONEY.com | Industries that will boom after coronavirus

アフターコロナで海外転職を目指すには、以上の産業が伸びるというのを念頭に置いておくといいですね。

米アマゾンでは75,000人の雇用をすることで話題になりましたし、家で遊べる、オンラインショッピングできるサービスは強いですね。

しかしデリバリー業やレストランのサーバー業などの単純労働は、多くの国では自国の雇用を守るために外国人労働者が就くのは難しいでしょう。

またもし日本に帰国した時のことも考えると、海外でのキャリアが生かせる職業に付いた方が安心です。

個人的におすすめな業種はやはりIT関連職種です。

IT技術者は世界中で不足しており、他職種に比べても比較的ビザも取りやすく、世界のどこに行っても通用する普遍的なスキルなためです。

Web・アプリ系のIT企業では世界中でリモート社員を募集している企業もあり

IT・Web関連職種であれば、国をまたいでのリモートワークをしている企業もあります。

日本からリモートワークができる企業であれば、日本にいながらにして海外転職ができてしまいます。

日本国内で積極的にリモートワークをしている外資系企業に転職し、将来的に海外の本社勤務を目指すのもありでしょう。

特に既にスキル・語学力がある方であれば、チャレンジしてみるのもありです。

海外転職に向けて行動し続けていこう

以上、暗くなる情報が多かったかもしれませんが、ぜひ前向きに考えていただきたいと思います。

この「ウィズコロナ」な時代に海外転職できた人は、その転職経験は絶対に自分の人生の糧になると言えます。

そもそも平常時でさえも、海外で働くには様々な壁を乗り越える必要があります。

周りの助けを借りつつも、最後は自分で考えて、自分で何とかしなければならない場面がたくさん出てきます。

新型コロナウィルスは大きな障害とはなりますが、この状況を乗り越えて海外転職を実現できた人は、以前よりも確実に成長していることでしょう。

入国制限もあり、なかなか大変な状況ですが、ぜひ前向きに捉えて海外転職実現に向けて動いていきましょう!

みなさんの海外転職がうまくいくことを願っています!