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外資系企業への転職エージェントとしておすすめな「ランスタッド」と「ロバート・ウォルターズ」を5つの項目で比較してみました。
求人数、就職者数、コンサルタント、実績、サポートの充実度の5つで比較しています。
それぞれの良い点・悪い点も公平な視点で比較していきます。
どちらを利用するか迷っている方の参考になれば幸いです。
ランスタッドとロバート・ウォルターズがおすすめな人【結論】
先に結論のみお伝えすると、ランスタッド、ロバート・ウォルターズのそれぞれおすすめな人は以下の通りです。
ランスタッドは外資系企業の求人が多く、外資系企業への転職を目指すならぜひ登録しておきたいエージェント。
ロバート・ウォルターズは英語を使った仕事に特化しており、外資系の中でも英語の職場環境や、英語力が求められる日系グローバル企業の求人に強みがあります。
それぞれの詳細な比較を以下の項目で比較しています。
求人数で比較 | 公表されている求人数で比較しています |
求人の業界・職種の割合で比較 | 求人の業種・職種別の割合で比較しています |
コンサルタントで比較 | コンサルタントの対応について、口コミを基にしつつ比較しています |
実績で比較 | 転職支援実績で比較しています |
口コミで比較 | 口コミで比較しています |
知りたい比較ポイントをクリックすると各項目に移動できます。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
ランスタッドとロバート・ウォルターズを求人数で比較
ランスタッドのハイクラス向け転職公開求人数は5,372件でした。
ランスタッドの非公開求人の中には独占求人もあもあり、米国株式市場のS&P500に名を連ねる企業からスタートアップまで200件以上の独占求人を扱っています。
求人も非公開求人が約80%を占め、公開求人数以上の非公開求人を扱っています。
対してロバート・ウォルターズは公開求人数で1,981件。
ロバートウォルターズは外資系・英語を使う求人に特化しているのが特徴です。
ランスタッドとロバート・ウォルターズの外資系企業の求人数
ランスタッドの外資系企業の公開求人数は1,531件。
外資IT系企業に絞ると1,124件で非常に多くの外資IT企業の求人を扱っています。
対してロバート・ウォルターズの外資IT企業の求人数は約300件。
求人検索に外資系企業でのフィルタリングはありませんが、全ての求人が外資系求人もしくは日系企業の英語を使う求人です。
ランスタッドとロバート・ウォルターズの業種・職種別の特徴で比較
ランスタッドとロバート・ウォルターズの職種を比較
ランスタッドでは、ITエンジニア、管理・事務、ライフサイエンス、エンジニアの職種の求人が多いです。
対してロバート・ウォルターズでは、IT、営業、経理・財務、電気・電子・機械の割合が多いですが、あまり偏りがなく全体的に様々な職種の求人を取り扱っています。
各職種別の求人の割合については以下の見出しをクリック・タップして確認してください。
ITエンジニア | 19.58% |
管理・事務 | 15.57% |
ライフサイエンス(製薬、医療機器等) | 11.74% |
エンジニア(機械・電気・電子・化学) | 10.38% |
営業 | 8.09% |
マーケティング・販促・企画 | 6.21% |
サプライチェーン・購買・物流 | 5.32% |
経営・管理職 | 5.19% |
コンサルタント・士業 | 5.10% |
クリエイティブ | 3.85% |
サービス・外食・流通 | 3.52% |
品質 | 1.47% |
建設・土木・プラント | 1.00% |
不動産・金融 | 0.62% |
研究・開発 | 0.15% |
IT | 17.62% |
営業 | 13.31% |
経理・財務 | 11.10% |
電気・電子・機械 | 10.59% |
マーケティング | 7.65% |
プロキュアメント/サプライチェーン | 6.80% |
ジェネラルマネージメント/コンサルティング | 6.57% |
ヘルスケア | 4.59% |
人事 | 4.19% |
法務 | 3.91% |
金融 | 3.63% |
秘書/ビジネスサポート | 3.12% |
エネルギー・インフラ | 1.93% |
デジタル | 1.47% |
自動車 | 1.30% |
リテール | 1.25% |
化学 | 0.51% |
不動産 | 0.11% |
ランスタッドとロバート・ウォルターズの業種を比較
ランスタッドでは、メーカー、IT・インターネット、メディカル・医療、コンサルティングの業種の求人が多いです。
対してロバート・ウォルターズでは、メーカー、IT、金融、医薬・製薬の割合が多いです。
両方のエージェントでメーカー、IT業界の企業の求人を多く扱っています。
その他グラフに表示され切れていない業種は以下の表を開いて確認してみてください。
メーカー | 30.36% |
IT・インターネット | 25.78% |
メディカル・医療 | 16.97% |
コンサルティング | 9.40% |
金融・保険 | 4.60% |
サービス・レジャー | 3.16% |
その他・環境 | 2.73% |
流通・小売・フード | 2.57% |
不動産・建設・設備 | 1.47% |
広告・出版・マスコミ | 1.35% |
サービス・外食・流通運輸・交通・物流・倉庫 | 0.94% |
品質商社 | 0.72% |
メーカー | 19.07% |
IT | 17.73% |
金融 | 7.93% |
医薬・製薬 | 7.37% |
消費財 | 5.27% |
ファッション | 5.10% |
自動車 | 4.49% |
コンサルティング | 4.38% |
資源・エネルギー | 4.38% |
電気・電子 | 2.49% |
安全衛生 | 2.22% |
広告・出版・広報 | 2.00% |
インターネット・ニューメディア | 2.00% |
医療・メディカル | 1.88% |
小売 | 1.88% |
科学・研究 | 1.72% |
ホスピタリティ ・ケータリング | 1.61% |
物流・ロジスティクス | 1.33% |
その他 | 7.76% |
- ランスタッド
https://www.randstad.co.jp/ - ロバート・ウォルターズ
https://www.robertwalters.co.jp/
ランスタッドとロバート・ウォルターズをコンサルタントで比較
ランスタッド | ロバート・ウォルターズ | |
---|---|---|
コンサルタントの特徴 | ・英語・中国語などのバイリンガルコンサルタントが多く在籍 ・各コンサルタントが業界に特化 | ・日英のバイリンガルコンサルタントが担当 ・各コンサルタントが業界に特化 |
ランスタッドのコンサルタントの多くは英語・中国語などのバイリンガルコンサルタントです。
製造・エンジニアリング業界、BtoC業界、ライフサイエンス業界、IT・テクノロジー業界、管理部門、シニアリーダーシップ、購買・サプライチェーン・マネジメント、CSCダイレクト・ソーシング、障がい者支援、とそれぞれの業界毎にコンサルタントが特化。
また業界内で営業・マーケティング職に強い、シニアクラスに強いなどの得意領域をもっています。
対してロバート・ウォルターズも、業界専門のバイリンガルコンサルタントが担当。
コンサルタント毎に担当業界があり、その業界の就業経験がありネットワークがあるのが強み。
市場・転職市場・動向を説明し、キャリアの志向性やスキルを考慮した上で最適な求人を紹介してもらえます。
またロバート・ウォルターズは個人の業務成績への歩合給がなく、チームで利益を共有する仕組みなため、自分の利益のためではなく求職者のためにサポートを行うコンサルタントが多いのもいい点です。
ランスタッドとロバート・ウォルターズを実績で比較
ランスタッド | ロバート・ウォルターズ | |
---|---|---|
実績 | ・年収800万円以上の求人、常時2,500件以上 ・グローバルで60年の転職支援実績 ・10,000社以上の取り扱い実績 | ・顧客満足度93%(自社調べ) ・スペシャリスト・リクルートメント・カンパニー・オブ・ザ・イヤー2019 その他多数の賞を受賞 ・世界31カ国に拠点 |
ランスタッドは、年収800万円以上の求人を常時2,500件以上扱っており、年収3,000万円以上のハイクラス求人情報も豊富に取りそろえています。
また1960年にオランダで設立されたランスタッドは世界的に見ても人材紹介業の老舗企業。
60年に渡る転職支援実績があり、世界中の10,000社以上の取り扱い企業があります。
多くの外資系企業・国内優良企業とのコネクションがあることが最大の強みです。
対してロバート・ウォルターズは顧客満足度93%(自社調べ)
リクルートメントインターナショナルアジアアワードや、リクルートメント・インダストリー・アワード・ジャパンなどのアワードで多数の賞を受賞。
英語力を最大限に活かせるグローバル求人を多数扱っており、最適なマッチングを実現しています。
ランスタッドとロバート・ウォルターズを口コミで比較
ここからは実際に利用された方の口コミを見ていきましょう。
ランスタッドの高評価の口コミ・評判
キャリアを一緒に考えていただき、丁寧にサポートしてもらえた
しっかりその先のキャリアを一緒に考えていただき、ご丁寧にサポートしてくださいました。結果として、ご提案してくださった企業には内定を辞退する結果となりましたが、感謝しています。求人数の幅が広がればさらに良いと思いました。他の方にもおすすめします。
内定を得るというゴールまで導く意識が優れていた
転職の際に大変お世話になりました。
職歴及を考慮したマッチングの見極め、”内定を得る” というゴールまで導くという意識が、他の転職エージェントに対し圧倒的に優れていると思います。
ランスタッドの低評価の口コミ・評判
会社が今紹介できる仕事をとにかく紹介された
私の希望を叶えるお仕事の紹介というよりも会社側が今紹介できるお仕事をとにかく押してこられたような感覚です。
もう少しこちら側の話を聞いてくれても良いのにと思いました。
時間の無駄だった
likedinで正社員案件にスカウトされて、電話面談したが時間の無駄だった。
スカウト担当と企業担当で全く情報の連携ができていないと感じた。派遣登録しているので、経歴が閲覧できるだろうと思っていたが、事業部が別なので不可らしく、電話で経歴を聞かれた。
それなら経歴書を事前に送付したのに。求職者も忙しいので、配慮して欲しい。時間を返して欲しい。
その他の口コミは以下の記事で紹介していますので参考にしてみてくださいね。
ロバート・ウォルターズの高評価な口コミ
外資系転職先の紹介が豊富
外資系企業への転職を狙うなら悪くありません。エージェントは外国人の方が、外資系転職先の紹介も豊富でした。
なお、英語のネイティブスピーカーとの面談は、英語力のレベルチェックも含んでいます。
外資系を狙うのであれば強くおすすめ
外資系を狙うのであれば押しは強いですが、強くオススメです。
日系はかなり弱いのでお勧めしません。
総合的に見て他のエージェントよりはいいです。
登録後1週間くらいで外資系IT企業二社と面接、一社から内定
日系のITベンチャーから外資系に転職したくてRWに登録しました。
登録後1週間くらいで外資系IT企業ニ社と面接することができました。
無事一社から内定を貰いました。最悪な日系企業から脱出することが出来て本当に良かったです。
英語がしっかり話せる方は登録して損はしないと思います。
ロバート・ウォルターズ低評価な口コミ
サイレントお祈りがあまりに多過ぎる
多くの外資系求人が集まるので、英語力さえあれば魅力的なポジションを紹介してもらえる。一方でサイレントお祈りがあまりに多過ぎる印象。営業に何度聞いても結果がわからないまま終了。
または次の面接へ進んだという連絡を受けた後に日程が決まらずそのまま流れたことも。
営業の仕事上の確認、連絡、報告が雑な人が多く、各個人の営業成績が大事だからか、チーム内で情報共有されてないのを感じていた。
ただ丁寧さに欠ける反面、とにかく応募の数をこなせるのはメリット。
最終的には内定を頂けたが、モヤモヤする場面は多いので戸惑う人は少なくないと思う。
ロバート・ウォルターズの口コミは?外資系IT企業に転職しやすい?
ランスタッドをおすすめな方はこんな人
上記の比較から、ランスタッドをおすすめする人は、以下のような人になります。
- 800万円以上の年収の職に転職したい方
- 多様な外資系企業の求人を紹介されたい方
- エグゼクティブ層への転職をしたい方
ランスタッドのメリット・デメリットをまとめると以下の通りです。
- 外資系企業・英語環境の求人が豊富にある
- 英語での面談もあり英語面接の練習になる
- 転職成功への意識が強い
- 英語での面談がある
- エージェントによって当たり外れがある
ランスタッドは外資系・グローバル求人を多く手がけており、外資系企業への転職を考える方に非常におすすめできる転職エージェントです。
他の転職エージェントでは扱っていない外資系求人も多くあります。
ランスタッド自体も外資系企業であり働くスタッフも外国人が多く、転職成功に向けて積極的に働きかけてくれます。
登録・利用無料
ロバート・ウォルターズをおすすめな方はこんな人
上記の比較から、ロバート・ウォルターズをおすすめする人は、以下のような人になります。
- 英語力を活かした転職がしたい方
- 求職者側に寄り添ったサポートを受けたい方
- 英語を使う外資系企業・日系グローバル企業に特化している
- 外資系のヘッドハンティング型で転職成功の意識が高い
- 英語を使う高収入求人が多い
- 東京・大阪のみにしか拠点がない
- 求人数が少ない
- ビジネスレベルの英語力がある人をターゲットにしている
ロバート・ウォルターズは外資系・英語を使う職場に特化した転職エージェントで、
リクルートエージェントやdodaと比較すると求人数は劣りますが、条件に合った求人を紹介してくれる、親身に対応してもらえる点が高評価を得ています。
外資系に特化しているわけではないため、外資系に特化した面接対策・書類添削などは他の外資系転職エージェントと比べるとやや弱い様子。
女性の転職や管理部門の転職に力を入れているため、女性の方や管理部門を目指している方にはおすすめのエージェントです。
登録・利用無料
まとめ
ランスタッドとロバート・ウォルターズを5つの項目で比較してきましたが、どちらも外資系IT企業への転職の助けとなるサービスです。
ランスタッド、ロバート・ウォルターズそれぞれ強みや特徴が違うため、よりご自分に合うサービスを選んでくださいね。
どうしても迷う方は登録は無料ですので両方のサービスに登録してみて、合う方を選ぶのもおすすめ。
上で紹介したリンクから確認・登録してみてくださいね。